糖化

最近、「糖化」が叫ばれるようになった。「砂糖は脳に栄養」などという屁理屈が間違いであったことが判明しつつある(それでも甘い物を肯定したい人たちは直接否定せず、回りくどい言い方をしているが・・・)。世の中に出回っている上っ面(うわっつら)な情報を鵜呑みにして振り回されることが、いかに愚かであるか・・・ということだろう。色々な情報が出回る中で、何を信じたら良いのだろうか?答えは「当たり前のことを当たり前に考えること」だろう。世の中に出回る情報は、西洋科学的な見地から分析した情報ばかり・・・。西洋科学的な思考に洗脳されてしまった我々は、「当たり前のことを当たり前に考えること」ができなくなっている。「甘くて口当たりの良いものや、四足の肉などのおいしくて贅沢なものを日常的に口にしていたら、そのツケは後からやってくるだろう」ということは誰でも分かるはずだ。「アリとキリギリス」や「水戸黄門」で教わっているのだから・・・。

科学的な分析については、新しいことが分かるたびにそれ以前のことが否定されることは、よもやま話において散々述べた。これ以上、間違った情報に振り回されないために、「テレビや雑誌が右を向けといえば右を向く」などという単純なことはやめるべきだろう。健康法は趣味や娯楽ではない。楽しいものでもない。地味で面白くないことを長い間続けることで、忘れた頃に結果が出るのが養生の本質だ。これは生活習慣病・老化・月経異常などにも当てはまることだ。健康オタクや医者評論家を卒業して、地に足をつけた養生を実践することが求められている。また、偉そうなことを言っている私だが、これを書いている間にも甘〜い清涼飲料水を飲んでいる。一番だめなのは私自身だ。
(2012.01記)

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