白砂糖U

白砂糖食品が現社会に及ぼす影響

白砂糖Tで述べたとおり、白砂糖の不自然な作用は、頭脳労働や運動不足病の現代人にとってあまり有益とはいえません。それなのに、なぜ「スイーツ」などといってマスコミで取り上げられているのでしょうか?その理由は、白砂糖なしには現代社会が成り立たないためだと思います。以下に私見を述べてみます。

〇現代の景気は白砂糖で成り立っている
疑う余地はないでしょう。周りを見渡せば分かります。コンビニ・デパート・スーパーマーケット・ファミレス、それらに納入している商品の製造会社や関連会社、和菓子屋さん、パン屋さん、「スイーツ」を扱うテレビ番組の視聴率や雑誌の売上げなど、どれをとっても白砂糖なしには語ることができません。もし、正式に「白砂糖が身体に悪い」などといってしまったら景気は大幅に下落し、そこで働く人のみならず、社会全般に大打撃を受けることでしょう。ガソリン税以上のパニックに陥ることは想像に難くありません。また、所沢ほうれん草問題のようなトラブルになることも予想されます(ただし、所沢ほうれん草問題とは全く事情が違いますので、同列で述べることは適当ではあません)。
 

〇テレビ局も言えない
テレビ局は、スポンサーが払う広告収入で成り立っています。つまり、スポンサーは大切なお客様です。そのお客様を攻撃するようなことは絶対に言えません。特に、最近は「広告収入の落ち込みが深刻、テレビ局総崩れで瀬戸際の制作会社」という報道がされているくらいですから、なおさらです(インターネット検索で「広告収入 テレビ局」と入力して検索すれば関連記事が出てきます)。白砂糖で潤っている大会社は政党などに献金をしているはずですから、政治(最近、白砂糖食品の過食を否定できないので、遠まわしな方法「食育」などという概念を導入して推進していますが・・・。)や特殊法人である国営放送も同様ですし、白砂糖食品関連会社は雑誌広告の広告主にもなっていますから、雑誌にも書けません。利害関係がなくても、訴訟沙汰になる危惧もあるでしょう。また、「医道の日本 2006年10月号 巻頭インタビュー 」に掲載されましたが、「心理栄養学のパイオニア」とも称されるある高名な大学名誉教授で、以前から白砂糖の害を声高に主張している人がいます。テレビ局の現場サイドからは、「白砂糖の害とは面白い」とばかりに番組出演依頼の打診が来るそうです。その段階(打診の段階)で一度は出演依頼を受けるそうですが、その後、現場サイドがテレビ局上層部に伺いを立てると、必ず「NO」の答えが返ってきて、結局は一度もテレビ番組に出演したことはない・・・とインタビューで語っていました。「大切なお客様(スポンサー)のご機嫌を損ねることはできないのでしょう」とも語っていました。テレビ番組で白砂糖を否定するということは、スポンサーのCM内容を否定することになるわけですですから、何のためのCMか分からなくなります。スポンサーからみれば、膨大な広告料をドブに捨てられるようなものです。テレビ局の社員の給料も番組制作費も、基本的にはスポンサーの広告収入から出ているわけですから、当たり前のことです。
これは、白砂糖に限ったことではなく、アルコールについても同じことです。「アルコールの過飲は悪い」ということをサラッと言う番組があっても、「アルコールはこんなに悪い!」と特集を組む番組は見たことがありません。アルコール以外の食品や飲み物も同じであり、逆にどんな食品にもある長所・短所のうち長所だけを過大に取り上げ、医学博士なども抱きこんで、「ほ〜ら、こんなに良い」とする番組は毎日放送されています。

〇社会は企業や政党・政府などの利益優先で成り立っており、私たちもその方が都合が良い
社会は企業などの利益を損なわないように成り立っている面があると思います。そして、私たちはテレビや新聞・雑誌・インターネットなどを通してしか情報を得ることはできません。自分で取材して情報を得ることはできません。つまり、マスコミによってコントロールされる立場にあります。〇〇大辞典にだまされた人たちがそうです。だました側が悪いに決まっていますが、私たちにも考えなければならない面があります。私たちは、自分の不摂生を正当化する理屈を探しています。白砂糖食品を食べたい人たちは、「白砂糖食品を食べることを正当化する理屈」はいとも簡単に受け入れます。「そんなに白砂糖食品ばかり食べるのは不自然だろう」ということに本当は気づいているのです。しかし、白砂糖食品は食べたいし、それを正当化する科学的根拠があれば、よろこんで飛びつきます。逆に白砂糖食品を悪者にする意見には、フタをしようとします。

(2008.01記)
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